お風呂のリフォームはいかが? ユニットバスのお話⑤ コーヒータイム

前回は少し難しいお話になってしまったので、ここらでいったんコーヒータイム、休憩にしましょうか。

休憩と言ってもユニットバスに関係のある話題ですが(笑)。

皆さんの目の前にどこかのリフォーム屋さんのチラシがあるとしましょう。そこにユニットバスが載っていれば、品名の所にほぼ必ず「1216」とか「1616」とかの数字が書かれているかと思います。

これの意味はおわかりでしょうか?
実はこの4ケタの数字はユニットバスの広さを表しているのです。もっと正確に言えば、浴槽と洗い場を含めたバスルーム全体の内法(うちのり=内寸)を表しています。

下の写真(TOTOのHPから拝借)をご覧ください。

「1216」とあれば、最初の2ケタ(12)が浴槽に浸かった時にアタマから足元への方向、つまり写真の水色の線の壁の幅です。
「12」は1m20㎝のことです。

下2ケタ(16)は浴槽と洗い場を足した長さ、つまり赤い線の壁の幅を表しています。この方向の幅は1m60㎝だということですね。

このように呼称として4ケタの数字でバスルームの広さを表すことになっています。そしてユニットバスは通常このように水色方向が短く、赤色方向が長い、上から見ると長方形の広さになっています。(例外的に「1616」とか「1818」だと水色と赤が同じ長さ、すなわち正方形のカタチの広さ、ということになりますね。)

※この呼称は基本的に4ケタで表すので、メーカーによってはイレギュラーな寸法、例えば1m15㎝×1m60㎝の広さのお風呂を仕方なく「1116」と表記している場合がありますので、このような例外については担当者に都度ご確認下さい。


経験上、実際に一戸建ての住宅で一番多いのが「1216」と「1616」です。マンションだと「1216」と「1418」ですね。


ぜひ覚えておいてください。


2020年03月16日